VSCode を数週間使ってやっぱり Atom のほうがいいなと思ってクリーンインストールした。
Atom はパッケージをごたごた入れると見事に重くなるので、なるべく最低限にしたい。
そのため linter とか atom-beautify みたいなのは入れていない(ともにクソ重い)。
ここでは僕の入れているパッケージを設定とともにリストアップしてみる。
コマンドを実行するときは、⌘+Shift+P で動かす方が個人的にはラク(ショートカットキーを覚えなくていいので)。
もくじ
テーマ
atom-material-ui / atom-material-syntax-dark
マテリアルデザインしゅき。デフォルトは Teal だけど Blue で使ってる。
最近は Primary を #274079(桜守歌織色)、Secondary を #99B7DC(真壁瑞希色)にしている。
Contrasting panels や Panel cast shadows にチェックを入れると見やすい。
Tabs のほうは Tinted tab bar(タブバーに色がつく)だけチェックを入れている。
タブバーを細くすることもできるが、そこまでウインドウサイズに困っていない。
atom-material-syntax、atom-material-syntax-light もある。
language
language-hogehoge の名前で基本登録されているので、これで検索するとよい。
language-cuesheet
CUE Sheet を扱うときには必須。
language-cmake
cmake のやつ。むしろなんでデフォルトでないのか。
language-gitignore
.gitignore のやつ。あると便利。
language-latex
LaTeX のやつ。スニペットも多くて使いやすい。
LaTeX のソースコードいじっててありがちなコマンド名のスペルチェックも抑制してくれる。
language-matlab
MATALB のやつ。.m ファイルはデフォルトだと Object-C なので、これを上書きしてくれる。
スニペットも若干ある。Octave にも対応しているらしい。
m ファイルのデフォルトがなぜか Octave になってしまうので、MATLAB にしたいときは file-type パッケージを使うしかないらしい(参考)。
prettify
データ構造をキレイにする系のやつ。atom-beautify で一括することもできるけど、こいつあんまり好きじゃないので。
pretty-json
言わずと知れた json のやつ。一回完全にパースするようなので、大きめのファイルだとクソ重いのが難点。
xml-formatter
xml のやつ。最近 xml を使うことがないので必要になることがない。
sort-lines
行をソートできる。ときどき使う。
表示系
bracket-colorizer
いわゆる rainbow brackets。いろいろ試したけどこれが一番よかった。若干色がキツめ。
rainbow-delimiters と競合せずに併用できる。
file-type-icons
タブやツリーにファイルタイプのアイコンを表示してくれるやつ。
file-icons のほうが有名だが、こちらのほうが断然軽いのでオススメ。
rainbow-csv
csv を色付けするやつ。
本当は tablr を使いたいところだが、不安定で重いのでやめた。
rainbow-delimiters
括弧の中のどこにいてもハイライトしてくれる。
一番内側が赤色になる、と覚えておくとわかりやすい。
LaTeX まわり
latex
クソ便利。これがないと生きていけない。
TeX Path は必ず通す(最近の Mac だと /Library/TeX/texbin/)。
Engine は好きなのを選ぶ(uplatex にしてる)。
Shell Escape、SyncTeX、Extended は全部チェックを入れる。
Output は Format は pdf、Producer は dvipdfmx。
Build on Save は意外と使いやすい(ビルドに対していちいちコマンドを実行しなくていいので)。
Opener は pdf-view にしている。
latexmk が走るだけなので、latexmkrc を置いておけばたいてい反映される。
エンジンなど設定で指定しているものは、tex ファイルの先頭にコメントを書いたり yaml の config を置いておけば反映される(詳細)。
たとえば % !TEX engine = platex
などと tex ファイルの先頭に書いておくとエンジンが強制的に platex になる。
pdf-view
クソ便利。
Fit to width にはチェックを入れて、右側に開くようにしている。
SyncTeX の Path は latex パッケージと同じ場所。
SyncTeX を使うことで、pdf 上をクリック(もしくはダブルクリック)すると、その場所のソースコードに飛ぶことができるようになる。神。
その他
chmod
シェルにいかなくても chmod できるので結構便利。
今のパーミッションを見るだけ、ということもできる。
file-types
ファイルと言語の対応を上書きできるやつ。必要ないならいれなくてよろしい。
insert-timestamp
今のタイムスタンプを、UNIX 時刻形式で挿入できる。稀に使う。
package.json を次のように修正しないと正しく動作しない、が誰もプルリクしてない。
"activationCommands": {
"atom-workspace": [
"insert-timestamp:tunix",
"insert-timestamp:tpython",
"insert-timestamp:DateT"
]
},
native-color-picker
OS X 標準のカラーピッカーが出せる。便利なはずだがこれもなかなか使わない。
remote-edit-ni
ftp や sftp 経由でファイルがいじれる。SSH も公開鍵認証できる。
ダウンロードを裏でやってくれているので、手間が少なく非常に便利。
remote-edit の fork だが、こっちのほうがちゃんと更新されていて安定している。
wordcount
ファイル全体や選択した部分の文字数・単語数を表示してくれる。
単語数指定のアブストラクトを書くときにだけ使う。
ここで紹介した中ではかなり重いパッケージの部類なので、いらないならインストールしないべき。
yard
Ruby の yard 記法のドキュメントのジェネレータ。これもほとんど使わない。
重いので入れないほうがいいパッケージ
timecop でロードに時間がかかるパッケージがわかる。
100 ms とかかかるとかなりストレスフルなので、ちゃんとチューニングはしたほうがよい。
linter, atom-beautify: ほとんど使うことないしいらない
git-plus, tablr: オススメされがちだがめちゃくちゃ重い
そのほか atom-itunes や wordcount などステータスバーになにか表示する系のパッケージはたいてい重めなので最低限にするべき。
クソ重いので disable にしたほうがよいデフォルトパッケージ
welcome, background-tips, github: デフォルトパッケージの中でトップレベルに重い
github は使う人は入れていてもいいかもだが、普通の git の処理で事足りる。
なくてもいいデフォルトパッケージ(軽いので enable でも問題はない)
autoflow, wrap-guide: 80 文字の改行ガイドを表示するやつ いらん
exception-reporting, metrics: 使用統計系のパッケージ
dev-live-reload, package-generator, styleguide: 開発用のパッケージ
autosave, fuzzy-finder, notifications, open-on-github, symbols-view: 滅多に/まったく使わないので disable にしてある
language- は軽いし稀に使うのでそのままにしてある。