Brave を 2 ヶ月くらい使った感想

最近(2019 年 11 月)に Brave というブラウザがリリースされた。

広告を見るとポイントがもらえて、それを Web サイトのクリエイターに還元できるという仕組み。

TL;DR: Web 広告でない手段でコンテンツを手広く支援したいという人以外には向かない。

ベース

Chrome の stable。どのチャンネルも Chrome stable がベースっぽいので、新しい Chromium が欲しい人には向かない。

Chrome ベースなので Chrome 拡張はもちろん Safe Browsing とか画像検索とかも使える。Google 翻訳はダメ(拡張を入れさせられる)。

Nightly は 5 日に 1 回くらい更新がくる気がするが、stable 版しか release note がないので、何が更新されているのかよくわからない……。

Brave についている機能

Brave Shields

広告とかフィンガープリンティングとかあのへんをブロックしてくれるやつ。

brave://adblock で国別フィルタを選べる。Adblock Plus 構文にも対応している。

デフォルトはソースコードを見ないとわからないが、EasyList、EasyPrivacy、uBlock Unbreak、Brave Unbreak(独自)、Brave Coin Miners(独自・Coinhive など)らしい。

Easy 系だけだと結構弱いので、リストが増やせるようになるといいのになぁ。

Brave Rewards

OS の通知領域に広告を出して、その閲覧数に応じて報酬としてのポイント(日本以外は仮想通貨)がもらえるシステム。わかりにくいがクリックしなくても報酬はもらえる(金額が違うのかどうかは知らない)。

1 月 50〜100 円くらいにはなるっぽい。

自動支援(ウェブサイトの見ている時間に応じて分配)、毎月支援、単発支援(チップ)の 3 種類があるが、後の 2 つは日本国内ではほとんど無意味だと思う(通貨が資金決済法上買えないので、投げ銭的な使い方は難しい)。

無効化できるので広告がイヤなら無効化すればよい。

仮想通貨は、ブラウザ内にある Brave Wallets で管理できる。通貨は Ethereum(ETH)と Brave 独自の Basic Attention Token(BAT)が使えるが、後者は日本国内では意味を成さない通貨で、ETH は(たぶん)BAT を買うことしかできないので、これも無意味。おま国機能。

同期(Brave sync)

ブックマークだけ同期できる。デスクトップ版は brave://flags から #brave-sync を enabled にすると強引に有効化できる。

ブロックチェーンみたいな技術が使われているらしいな。知らんけど。

25 単語ぐらいの謎のパスフレーズを忘れると終了するので、どこかに控えておくとよい。

プライベート Tor ウィンドウ

普通のプライベートウィンドウに加えて、Tor 経由のプライベートウィンドウも開ける。

Tor のポートは 9050 番でない番号を使うことになっているので、普通の Tor とはコンフリクトしない。

UserAgent とかは気をつかってくれないので、そこらへんは自力でなんとかする必要がある(User-Agent だけであれば #freeze-user-agent とか使ってもいいと思うが)。

ぶっちゃけこれが一番便利な機能まである。

WebTorrent

Torrent のリンクを開くと WebTorrent 経由でダウンロードできる。aria2 使いな。

404 のページで Wayback Machine へのリンクを開いてくれる

404 じゃないエラーでも出る。いらね〜〜〜〜〜〜〜〜。

感想

Chrome でよくね?

機能としてはまあ実用に足るかなぁとは思うが、わざわざ Brave にする必要もないという感じがする……。メリットよりデメリットのほうが大きい……。謎の縛りでブラウジングしてるの普通に意味わからん。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。