IT エンジニア職を新卒で受けた所感

そこそこ有名な企業の IT エンジニア職を何社か新卒で受けて感じたことを書きます。

やっといてよかったこと

世界で闘うプログラミング力を鍛える 150 問(Cracking the coding interview)

これは読んでよかった。書いてある問題そのまま聞かれたり、解説されている内容が知識になって面接で答えられたりした。読むべき。Google とかじゃなくても全然役に立つと思う。

Google の場合は英語版を読んだほうがいいらしい。早々に Google は諦めたので知らん。

類似のものとして LeetCode がある。ガチコーディング面接の企業は LeetCode 課金してガツガツやると強くなれそう。英語ベースの思考でプログラムを書く訓練にもなる。僕は時間がなくてやらなかった。

個人での開発経験

まず聞かれる。GitHub に残せるような、誰かにみてもらえるような活動を作っておくべき。

Web サービスであれば、できればフロントエンドだけじゃなく、VPS で Linux でも立ち上げて MySQL でもいじってみたいな、様々な経験があるとよいと思った。数はあったほうがいいが、どちらかというと質のほうが大事そうだった。

誰かに使ってもらえることも重要。Twitter とかで発信して感想をもらうレベルでいいので。

あと、「見せられる」というのは結構重要。人に言えない経験はあまり経験にならないと思ったほうがよさそうだった。

一般的な面接質問対策

「我が社に入ったらどんなことをしたいですか」「長所と短所はなんですか」「10 年後どうなっていたいですか」みたいな想定される質問は対策しておくべき。人格を聞く質問は自然と同じところに収束するらしい。

まあ、ほとんど聞かれなかったけど。

逆質問対策

基本的に、ここに入っても大丈夫そうかを聞く場所。残業は多いか、雰囲気はピリピリしてないか、転勤を簡単に求めてこないか、などをスーパーオブラートに包んでトークする。それぞれ「平均的な一日のスケジュールを教えてください」「チームではどのくらいコミュニケーションを取っていますか」「各地方のオフィスはどのような形で分かれているのでしょうか」みたいなオブラートの包み方がある。まぁ、オブラートに包んでも相手はきっと察すると思うけど。

「学生時代に勉強しておくべきことを教えてください」みたいな普通の質問も有効。「これまでで一番大変だったことはなんですか」など面接官が楽しく話せる内容も時間潰しに有効。

毎回の面接で 10 分くらいはくれるので、そこそこ用意をして臨んだほうがいいと思った。

注意点として、相手が人事の人間なのか現場の人間なのか、えらい人かふつうの人か、などをあらかじめ認識しておく必要がある。自己紹介時に言われることもあるが、言われなければ上手にオブラートに包んで聞けばよい。

あとは、公式情報に書いてあることや調べてわかることは聞かないほうがよい。各地のオフィスの所在とか、提供しているサービスとか。平均年収はググればだいたいわかるし、四季報にも書いてある。平均残業時間とかも公式に書いてある企業もある。

オファーボックス

いっぱいオファーがきて俺 TUEEEE みたいな気持ちになれるので登録しておくと精神安定上よい。オファーを受けるまで名前は向こうから見られないので、オファーを断り続けても何も悪いことがない。学歴とかアピールとかは見れるので、それで特定されないこともないが……。

就活に役立ったわけではないが、自己を見つめなおす訓練にはなった。アルコールでも入れて埋めるとよい。

一応最後の手段にもなるし。

他にも逆求人型のサービスがあるけどどれがいいとかどれが悪いとかはわからなかった。

やっとくべきだったこと

業界でのインターン・アルバイト

やっておくべき。イメージと違う可能性があるので、ジョブマッチングである採用プロセス前に経験しておいたほうがよいと思った。

某社には採用プロセス中に「ちょっと業界経験がなさすぎるのでうちでインターンしてくれませんか(意訳)」って言われた。した。大変だった。

複数人での開発経験・コードレビュー

コードレビューの経験はありますか、ってかなり聞かれた。どうやって練習するのかわからないけど、できるならどこかで経験しといたほうがよさそう。

類題として「他人のコードを読むことはよくありますか」「今ここでコードを見せるのでこのコードを解説してください」「過去に OSS にプルリクをしたことはありますか」みたいな聞き方をされることもあった。

電話をとる習慣

採用期間中は電話はすぐとったほうがいい。どうせ迷惑な電話しかかかってこないので電話は基本出ないのだが、普通に採用担当から電話かかってきた。ビビる。IT 企業なんだからメールでよこしてほしい。

英語

できるだけで結構受けられる企業の幅が広がるので、できればよかったと普通に思う。英語でコミュニケーションをするのはそれなりの訓練も必要なので、気になる企業の面接が英語なら早めに対策しておくとよい。

やらなくてよかったこと/やっても意味なかったこと

競技プログラミング

なくてもなんとかなる。ただ、役に立つ企業もあるので、やれるならやったほうがいい。ES に記入欄がある企業もある。

コーディングテストがあるとわかっているところは、読みやすく動くコードを速く書ける練習をしておけばよさそうだった。TLE でテストが通らなくて提出しても全然評価は下がっていなさそうだったので、とにかく動くコードを書く技術が大切そうな印象を受けた。まあ 1 回きりのコーディングテストはほぼただの足切りっぽそうでもある。

アルゴリズムに関わる部分(=情報科学の知識)に重きを置きそうな場所、何度もコーディング面接をするような場所を受けたい場合はやっておくとラクそう。蟻本とかも読んだがとくになにもなかった。役に立つ企業もあるかもしれない。

資格

聞かれたことない。応用情報とかうんちゃらスペシャリストとかは、知識量自体で差を付けられるので、資格欄が埋められる以外にもいいことがありそう。あって損することはない(参考書代と受験料を除けば……)。でも聞かれたことないし気にしてもなさそうだった。

学歴?

わからん。どの程度学歴が意味を成すのかわからんかった。話のネタになったこともないし、これで有利になった感じも特にない。


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